辛いときは、泣いたっていいじゃない

辛いんだもん、泣いちゃうよね。

私の通院はいまも続いていて、通っている病院も高度な治療をしてくれる大きな病院です。待合室はいつも女性たちで満杯どころか、溢れんばかりの人数。そんな大勢の悩んでいる患者を数人のお医者さん方で診てくださっています。お医者さんの重労働を想像すると、同じ人として本当に頭が下がる思いです。ましてや高度な治療なわけですから、それぞれの患者が抱えている問題も重めの症状ということもあって、なおさら感謝の気持ちが湧いてきます。

そんな待合室で順番を待っていると、診察室から出てくる女性たちの様子も様々なのも目に入ってきます。先日は目を赤くしていたり、少し泣きながら出てこられる女性を何人か目にしました。半年前の私もその状態だったので、隣にいって励ましたくなるくらいに、その辛い気持ちが伝わってきました。

泣いちゃうよね。辛いんだもんね。やっぱりか、とか、まさか、とか。いろんな気持ちがこみ上げてくるんだもんね。

 

先生も、毎回怖いのだそう

手術の数日前に、どんな手術になるのかを主治医から説明していただいた際に、私は手術の詳細を聞いている最中に涙を止めることができませんでした。自分の体の中をこんなに…と想像したらとても怖くなってしまったから。

そこで先生が何か声をかけてくださったので、正直に「怖くなっちゃいました」と伝えました。すると先生の口からも「私も手術は毎回怖いですよ。緊張もします。でも出来る限りの事を必ずやってきます。」と仰いました。

先生のこの率直な言葉を聞いた瞬間に、心からすんなりと「あ、大丈夫だ!」と思うことができました。率直なお気持ちを仰ってくださったことで信頼がはっきりと芽生えました。その瞬間から手術、そして退院するまで、さらにいまも続く通院に至っても、先生のあの言葉のお陰でとても信頼しきって不安を感じることなく過ごせています。

 

気持ちは素直に伝えれば率直な言葉が返ってくる

辛いと思ったら、我慢せずにその辛さを伝えてみる。嫌だな、怖いなと思っているなら素直に伝えてみる。泣きたくなったら泣いてしまっても大丈夫。感情を丸裸にしてしまうようだけど、そのくらいでも大丈夫なんだな、ありがたいな、と思った経験です。

支えてくださったり、助けてくださった病院の方々に一人一人お礼がしたい気持ちで一杯なのですが、それはなかなかできません。そのためには元気を取り戻して、さらに笑顔で過ごせるようになる日まで、がんばろうと思います。